アメリカ商業銀行による不動産投資融資(投資物件用ローン)
2011年4月6日 0:00
米系商業銀行が不動産投資融資を積極化させると言う事で連絡をもらいました。
同じく欧州系商業銀行が数年前にやり始めた商品と殆ど商品性が変わらない物でした。ただ、使い勝手的には若干米系商業銀行が提供する商品の方が日本の実情にあっていそうです。
特に法定耐用年数に関係なく30年までローン期間を取ると言う点は某地方銀行並みの商品設計です。
問題点は一棟物の不動産投資には向かない点です。というのは4戸までの戸数の物件への投資に限ると言う商品だからです。
ここで面白いなと思うのはリスクの見方です。
部屋数が多い方が一般的にテナントの分散が効いて良いと思うのが通常の考えかと思いますが、彼らの発想では部屋数が多過ぎるとテナント管理が行き届かないと見るのです。
2つ目のメリットとして預金残高がある一定以上あれば金利優遇を受けられる点です。