スキップとメゾネットが多いマンション
2011年12月2日 0:00
現在東京都中央区の土地でマンション建築の計画を立てています。
しかし、中央区には独自の規制があります。(中央区:10戸以上の集合住宅(指定地域)は、40㎡以上の住戸の合計面積が全体の3分の1以上。その余の住戸は25㎡以上。)
http://www.jinushi.gr.jp/news/index4.html
趣旨としては夜間人口を増加させたいとか、ファミリー層を増やしたいとか、街のにぎわいを取り戻したいと言うのが背景にある様です。
そのため単純なワンルームマンションの建築では成り立たず頭を使う必要が出て来ます。
そのため私どもは現在はスキップとメゾネットの組合せで空間を広く取る逆スラブ工法での設計を依頼しています。この方法によると、容積率にカウントされないロフト部分や天井の高いリビング等を多く取れより収益性の高いマンションが建てられます。
現在土地建物合せて4.3億円位のプロジェクトですがご興味ある方はお問い合わせ頂ければと思います。(グロス利回り8%超えそうです。)
日本では家賃の計算は専有面積に応じて今の所決っていますが、今後は「専有体積」や「体感される体積」に応じて決って来るでしょう。ドイツ等も財産税の計算で体積が基準になってます。