自社ビル空ビル買いのポイント
2012年3月12日 0:00
自社ビル空ビルの買いニーズが上昇しております。最近の売買の傾向を見ていると純粋な投資案件の比率が低下して、自社ビルや空ビル等の事業用案件の割合が上昇しています。
ただ、一般的には自社ビル等の非居住用物件に関しては融資付けをはじめ取扱が難しい所です。
特にアパートローンの扱いから離れた案件に対しては高いレバレッジは望めません。
しかし、最近の傾向を見ると自社ビル案件等を買われる方の場合はキャッシュ比率が高い傾向があります。
また、完全な空ビルで好立地の物件というのも少なく、既存テナントとの共存も求められます。そこで良く有るトラブルはビル名の変更に伴うトラブルです。
というのは既存テナントはビル名が変わると新オーナーの想像以上に面倒な事になります。許認可登録の変更、名刺の変更、HPの変更等などです。
ある新オーナー等はビル名を変更するにあたって1000万程のコストをテナントから要求されたそうです。