任意売却物件の流れ
2008年12月2日 0:00
任意売却物件の流れがこれから加速しそうだと任意売却物件を弁護士等から預っている先から聞きました。彼らが言うには現在民事再生法で再生を考えている先が時間切れタイムアップで破産に追い込まれて行くとの事です。それで更に任意売却物件、未公開、非公開物件の出ものが増えてきます。ただ、現金で買う人以外ではこれらの物件を買うのは至難の業です。物件は安く利回りも良く比較的新しい、買う人からしたら最高の物件ですが、銀行のローン掛け目が8割から7割で自己資金の投下が必要になります。いずれにしてもこれから2,3年は自己資金投下なしでは投資不動産を購入するのはほぼ不可能なので時間を無駄にするよりはこれらの拾い物格安物件を現在買っていかれた方が賢いと思います。
任意売却物件は競売の一歩手前の段階で債権者の意向が強く働く売却です。債務者の意志はあるにしても価格面に関しては抵当権等を外すのにどれだけ貸し倒れを積んでどれだけ損を出すかという銀行の政策的な考えが色濃くでます。よって、銀行が抵当権を外せる価格以上であれば売却出来るという意味で通常よりも安く、競争が少なく売買が可能な物件です。
実際自己資金を3割から5割、場合によっては全額キャッシュで叩き売り状態で任意売却物件を買われている方も出て来ております。自己資金の投下を惜しんで時間を費やすよりはより効果的かと思います。ローンの基準が緩んでフルローンなどがまた2,3年後には出る様になるかもしれませんがその頃には既に自己資金分は回収という状態になっているのではないでしょうか?物件をレバレッジを掛けてフルローンで買って毎年物件を増やして行くという投資モデルは既に破たんしていますので…現状に合わせて戦略を練り直した方が良いと思います。http://www.minato-am.com/